2022年の箱根駅伝、青山学院大学が圧勝しました。
強すぎて、観ている側からすれば面白くありません。
しかし、原監督の指導力と青学の選手の皆さんは素晴らしいの一言です。
おめでとうございます。
選手の頑張りは当然ですが、印象に残ったのは監督から走っている選手への激励のメッセージでした。
長距離を走るのは大変です。苦しそうな顔をしてしまいがちになって当然です。
ところが監督が掛ける言葉は「スマイル、スマイル」です。
選手も監督の言葉通り、片手をあげて笑顔になっていました。
脳(思考や感情)と身体は連動をしています。
緊張をしてしまったり、つらいこと、いやなことを考えてしまうと全身の筋肉が固まってしまって本来の能力が出せません。
笑顔になることでリラックスでき、本来の力が出せるのです。
研修やワークショップでも意識的にポジティブな思考にするために行うことがあります。
下を向いて胸を屈めて、考え事をしてもらうと、思考はネガティブになってしまいます。
上を向いて、胸を反らして、口角を上げみると、不思議と思考はポジティブになっていくのです。
思考や感情で身体の状態はかわりますが、身体の状態を変えることで思考や感情もかわります。
ぜひ一度試してみてください。
では、仕事をしているときにネガティブになってしまうときとはどんなときでしょうか?
・ミスをした部下を叱っているときでしょうか?
・他人の悪いところが気になったときでしょうか?
・仕事が上手くいっていないときでしょうか?
様々な理由はあると思います。
これらをポジティブに変える方法があります。
部下や他人のことは、悪いところが気になってしまうことが多いのは確かでしょう。
そんなときには、部下や他人の良いところを探します。
日本経済新聞2022年1月3日第1面「成長の未来図」にもあった通り、
「他人のいいところを探しましょう」です。
自分の仕事が上手くいていないときには、どうしてもネガティブに考えてしまいます。
仕事に真摯に取り組んでいる証拠でもありますが、そんなときこそ発想を変えてみましょう。
「いままでに上手くいった仕事はなんでしたか?その要因は?」
「そんなこと言ったてねぇ・・・」と言われることもあります。
急に変われないかもしれません。
悪いところばかりが目について、他人のいいところの探し方がわからない。
自分自身のいいところなどわからない。
そんなときには、体験をしてみることです。
ポジティブな思考になって、他人と自分を認め合うワークショップを開催しております。
以前に紹介をした「SFRG会」も認め合うワークショップと同じような内容を行っています。
興味を持たれましたら、こちらをご覧くださいませ。
笑顔で、仲間を認め合うことができれば、人も組織も成長をしていきます。
それが組織としての強みになります。